すきなものとか

すきなもののはなしとか、話したいこととか

山姥切長義のはなし

というか山姥切長義くん(ゲーム刀剣乱舞)の、自分用の覚書です。

 

お名前であるところの銘は「本作長義天正十八年庚寅五月三日二九州日向住国広銘打 長尾新五郎平朝臣顕長所持云々」、正しくは「本作長義天正十八年庚寅五月三日ニ九州日向住国広銘打天正十四年七月廿一日小田原参府之時従屋形様被下置也長尾新五郎平朝臣顕長所持」。その字数実に62文字。長い。これが体に刻まれているかと思うと滾るものがあります。長々としたその銘を刻まれたのは銘にもあるように天正18年(西暦1590年)の5月3日の事です。長さは2尺3寸5分(72.1cm)、反りは8分(2.4cm)。ちなみにゲーム刀剣乱舞では本体70.6cmの山姥切国広くんが172cmらしいです。山姥切長義くんはそれよりも身長が高いとみられていて、ツイッターで探した身長予想では173~4cm説と身長は同じ説の2つが見られました。

 

その来歴は大体1352年~1381年の間に始まり、その年頃に長義により作刀され、北条家に伝来します。元の元の主であるところの長尾顕長に下賜されたのは天正14年(1586年)の時です。

北条時代の事を山姥切国広くんの事も交えつつ。
長尾顕長の刀であった山姥切長義くんは、小田原での戦いにおいて北条氏の敗色が濃厚になってきた際、城内にいた国広に元は太刀以上であったものを磨上げさせられて、あの長々とした銘を切り付けられました。ちなみにそれが5月の事で、山姥切国広くんが打たれたのはその前の2月の事だったりする。そして小田原城の開城が6月14日なので、少なくとも四か月程は同じ主の元にいた事になりますね。あとどうもこの事から長尾顕長は山姥切長義くんを揮って最期を飾ろうとしたらしく、その辺りが実戦刀の所以だと思います。しかし北条氏が降伏したのでそんな機会は得られず、おそらくは他の誰かの手に渡ったのかな、と思っています。違うのかな。わからない。調べた資料の情報からだと読み取れない空白の百年くらいがあるんです……。ところで聚楽第任務ってこの辺の話だったらしいですね。あんスタに必死になりすぎた頃だったので全く手つかずのまま過ごしたのですが、やれば良かったと本気で後悔してます。ちょぎくんほしい。

ちなみに小田原城落城後、山姥切国広くんは石原甚五左衛門という人の手に渡ったらしいのですが、この時長義くんはどこに……?ここからが空白の百年です。

徳川家に伝来したのは延宝9年(1681年)の6月の事。152両1分、今の日本円での金額に計算すると11,420,000円で買い求められました。一千万の男。ヒュウ!

ちなみに徳美組の伝来はこんな感じ
1601年:物吉貞宗が家康の手元に
1611年:南泉一文字が家康の元に
1615年:鯰尾藤四郎が家康の御分物として伝来

その後は美術品暮らしです。
昭和14年(1939年)9月6日に重要美術品指定、昭和24年(1949年)2月18日に旧国宝指定、昭和25年(1950年)に文化財保護法施行により重要文化財指定。で、現在は徳川美術館にいるそうです。

※山姥切国広くんが重要文化財に指定されたのは昭和37年(1962年)の6月21日、現在は個人所蔵。

 

そして全くもって真偽のさだが見つからなかった逸話の話。

ステの女なので舞台刀剣乱舞の話をしますが「此の夜らの小田原」では人の世を騒がすあん馬を切ったとされ、それ故霊刀と呼ばれている、という認識が刀達にはあるようでした。ちなみにこの舞台で山姥を切ったのは山姥切国広くんで、舞台刀剣乱舞において山姥を明確に切ったのは山姥切国広くんだけなんですよね。わ~。
色々見て回ったのですがとりあえず伝わってるのは「むかし信濃国(信州)戸隠山中で山姥を退治した」、というもの。
話題のどっちが山姥切ったの話ですが、これはつるぎの屋というサイト(最後にURL貼ります)が詳しく載せてくれていました。ざっくりと、山姥を切った逸話は山姥切長義と山姥切国広の双方にあり、本来どちらの呼称であるかは定かでは無いし、折紙が付帯していないこと、また刀剣台帳が関東大震災で焼失してしまったので、尾張徳川家の記録には山姥を切った記録はありませんという感じ。
つるぎの屋ではもう少し、本科である山姥切長義を山姥切と呼んでいるから、写しである山姥切国広を山姥切国広と呼ぶべきものと解釈していいのでは、というような事も記載されていました。つまりどっちが切ったのかはわかんないよ!そんなの定かじゃないよ!という。

ちなみにW山姥切、これはフォロワーさん(最後にアカウント載せます、参考文献です)から聞いた事なのですが、ゲーム刀剣乱舞においては山姥を切った逸話は自分と本科の双方にあり、そのどちらも信憑性が低い事に気付き、名前に縛られる事なく審神者に尽くす事を修行で決意するそうなんですよね。さらっと極バレなんですが私程不真面目な審神者じゃなかったらまあそろそろ山姥切国広くんはみなさん極にしてらっしゃいますよね……ごめんねすぐにレベル上げるからね……。

 

W山姥切の話もう少し。これもつるぎの屋に引用されているのですが、「刀剣談」(高瀬羽皐:著 明治43年刊)には山姥切長義について「然れども真に長義の傑作と称すべきは尾州の長義と、大久保の六ツ股長義であらふと言はれた事がある」とありました。尾州とは尾張徳川家の事で、この事から、山姥切長義は長義の傑作である事が伺えます。写しである山姥切国広は国広第一の傑作であり、本歌と写しというだけでなく、この二振りは似通った部分があるという事なんじゃなかろうかと盛り上がってました。
それから例のくそくそ。山姥切国広くんは審神者のための刀だという事で自分を確立させましたが、対する山姥切長義くんは山姥切という名前に拘っていて、「山姥切の名で顔を売ってるんだろ」という言葉を投げつける訳ですね。それに対して山姥切国広くんは「名前より大事なものがある」と返す事ができてしまって、論点がずれてるので二振りの会話にはずれが生じてしまってる、らしいです、これもフォロワーからの情報です。いつもありがとうございます。そのフォロワー曰く山姥切長義くんが気に入らないあ世間の認識であり山姥切国広くんの存在自体では無いらしいです。なにそれすごい。
そういうクソデカ感情大好き。

あと頑張って調べたので刀工の長義さんの話と刀の山姥切長義くんの話。

長義さんはちょうぎともながよしとも読み、備前長船派の刀工の一人です。そもそも長船派というのは備前物のうちの鎌倉後期以降に興った刀工集団を差します。備前物っていうのは備前国の刀工によって作られた刀剣の事です。地方。岡山県の東南部あたりらしい。ちょっとピンと来ないです(岡山県民の方いたらすみません)。

で、正宗十哲、というものの一人でもあります。正宗十哲というのは相州伝を完成させた岡崎五郎入道正宗という人の高弟たちのことで、その人はゲーム刀剣乱舞としては日向正宗くんを鍛刀した方ですね。

さて長義さんの作風は、長船にあって長船に非ずというような感じだったらしく、本流あ異なり自由奔放な作風が特色で、異色の鍛冶として知られ、備前物の中で最も備前らしくないとまで言われていました。また代表作(?)は「八文字長義」「六股長義」「山姥切長義」に代表されるすさまじい切れ味のものが伝わっています。どうやら流行を取り入れた作風でもあったらしいです。親譲りの流行に敏感なおしゃれさんだといいな!これは願望です。

さてさてここからが知りたかったけどややこしかった長船の流れです。とりあえず長義さんの所まで。

長船派の祖は近忠・光忠親子。
光忠さんが作ったのが我らが祖・燭台切光忠です。みっちゃーん!私はステのミュージカルが大好き。
で、ただし近忠は作品が現存しておらず、光忠も年紀が入った作品が存在しないので、

光忠の子である長光さんが作ったものが確認できる最古のものです。
この長光さんが作ったのが大般若長光・小豆長光の二振り。

長光の子、あるいは弟子と推定される景光・兼光親子、近景・真長はいずれも名匠として知られているそうです。
実装されているのは景光さんの古竜景光・謙信景光

④ー1その後南北朝時代には兼光系の倫光・政光・基光らの正系
④-2相州物の影響を受けた長義系の長重・長義・兼長
④-3両系統とは別系の元重系の元重・重真、山城大宮から移った大宮系の盛景・盛重などが活躍したとされる。らしい。も~わかんない。
そして④-2の長義さんが愛する山姥切長義くんを打ってくださった方です。感謝。

 

全体を通して何が何だかよくわかってないのですが、それでも知らなかった頃よりはマシになったかなと思うので、これから山姥切長義くんを知りたいと思う方と共有できたらなと思います。そして誰か山姥切長義くんの事を教えてください。切実に。よろしくお願いします。

 

 

※参考文献

「名刀幻想事典」https://meitou.info/
「つるぎの屋」 http://www.tsuruginoya.com/
「刀剣ブログ」https://kougetsudo.info/blog/

Wikipedia 長船派https://ja.m.wikipedia.org/wiki/長船派
ゆーとさん @yuyuto_1

wiki以外はトップページです。あと辞書とか色々。ありがとうございました!

映画「刀剣乱舞」のはなし

どうも、不真面目な審神者です。

近頃刀剣乱舞を熱心にやっていまして、というのも新しく実装された山姥切長義くんに遅ればせながらドップリ沼ってしまいまして。彼の全てが愛おしくて仕方がありません。そんなこんなで刀剣乱舞をやっているのですが、私は聚楽第をさぼりまくっていたので当然山姥切長義くんは持っておらず、目下次の機会までに山姥切国広くんを極にするために励んでいます。

さて以前このブログでは刀ステの悲伝・結いの目の不如帰についての感想記事を書きましたが、今回はなんとスクリーンの刀剣乱舞の話です。しかし今回も話に関する考察とかはしません。良かったから見て!!っていう感じの記事ですが見る予定があってまだ見てない人はこの記事閉じて!!見てから読んで!!

 

 

映画刀剣乱舞のはなしです。

 

まず一言目に来るのはやはり「顔が良い」……。私推し俳優とは別に荒牧慶彦北村諒が好きすぎるんですが、この二人がセットでいる場面が多くてただの私得でした。どうもありがとう映画刀剣乱舞

役者の美しさが凄すぎるんですよね、見ました?見ましたよね?見てなかったら記事閉じてくださいね?そして見に行ってくださいね?映画館の大画面で見る荒牧慶彦の美しさ、罪レベルでした。主演の鈴木拡樹さんの堂々たるやと言いますか、ああ真ん中に立つ人だなと納得させられる感凄かったです。

 

そしてストーリーも良かったですよね~!胸熱!これが特撮御用達脚本家の書く物語!実は小林靖子様のお世話には憶えている限りあまりなってないのですが(多分)、これはわかる……って感じでした。何がって信頼が。この人の書くものは最高だ……と思いました。

本当の歴史のくだりとかゾクゾクしましたし、無名の子の名前がわかる瞬間とかわかっていても心の中でスタンディングオベーションみたいな、とにかく熱い!ホビアニ出身なので熱い展開大好物です。あと審神者の設定がそういう問題もあるよね~って思ったのが綺麗に理想通りに進んでなにこれ私のための映画?ってなってました。ありがとう映画刀剣乱舞。ところでツイッターの前情報で脚本家が発表された時に覚悟しとけみたいなのが沢山あってびくびくしてたのですが誰も折れなくて良かったです。

 

それから好きだな~と思ったのがカメラワーク。ラストの戦いの緩急の付け方とか最高でした。あれで殺陣がまた映えると言いますか。山姥切国広くんめちゃくちゃかっこよかったです。三日月宗近はひたすらに美しかった……。

 

個人的に萌えたポイントは中盤の戦装束を着崩している刀剣男子たち。舞台では見なかったので(アニメが追い切れてないのでアニメでやってたらどうしようと思ってます)(まんじゅうこわい)新鮮であと単純にシャツネクタイ姿の北村薬研とまるで学生な荒牧国広最高でした。ありがとう映画刀剣乱舞

 

それとアクション!映画ならではだな~と思いましたね!時間遡行軍も映画ならでは、おどろおどろしく怖くて良き!って感じでした。大太刀怖かったですね。でもあんなに怖い大太刀を一撃で伸すうちの刀剣男子たち強い。刀剣乱舞の進捗は承久の乱で双六と戦っているところです。

 

映画刀剣乱舞、全体的に最高で、次もあればいいなあと思いながら二回目見に行く機会を探ってます。半年間のKのおかげで劇場通いには慣れているので毎週行ってもいいんですが、繰り返し見たいけど自分の中で希少価値を下げたくないというか。何て言うか、尊いんですよね……世界観からして好きだし、話も好きだし、役者さんは美しいし、展開は熱いし、八嶋智人最高だし。八嶋智人で思い出したんですが日本号庇う長谷部、好きでした。あれは良い黒田。たくさん見て満喫したいけれどもったいない!みたいな感じです。でも多分暇を見つけては行きます……映画大好き……。ありがとう映画刀剣乱舞……。

 

最後に一言。

歌仙ーーーーー!!!!!!!!!!歌仙銀幕デビューおめでとう!!!!!!歌仙大好きだよーーーーー!!!!!!!!

楽しみな事のはなし

あけましておめでとうございました!お正月は二日から働いていたのですが、その後に三連休ほど頂けて遅めのお正月を過ごしたりしていました。今年も頑張って生きていきます。

 

という事で生きる糧となる、私の寿命を延ばすものたちのはなしです。

 

・Starry Stage 2nd

武道館!武道館!席はあんまり良くなさげなのですが昼夜どっちも参戦します~!声優さんのライブ初めてなのでドキドキです。Knightsの女として紺ストライプの服をこの日のために用意致しました。今年の初現場なので楽しみです~フォロワーと一緒に参戦する予定なので一緒に楽しもうと思います!

 

・ソウルバトラーズ5

決まっている参戦同人イベント①。バトスピでのイベント参加はこれでおしまいにしようかなと思ってます。有終の美を飾りたい。あとトシさん割(※好きなトシさんのイラストカードまたはトシさんの使用カードを理由と共に提示すると100円引きになるシステム)を考えていて、これ使ってくれる人がいたら嬉しいです。あなたの推しトシさんの話を聞かせて。無駄に気合いが入っているので着物で参戦する予定です。遅刻しないようにしないと……。

 

蒼穹のファフナーHEAVEN AND EARTH 4DX

ファフナーが4DXにやってくる!天地は配信でしか見た事がないのでまず大きなスクリーンで見れるのが楽しみです。先日ファンタビで初4DXして来たのですがあれすごい。寒いし痛いしシートベルト欲しい。搭乗シーンとか覚悟しておきます。たくさんファフナーを感じさせてくれー!

 

・K SEVEN STORIES BOX SIDE:ONE

Kの箱が届くぞ!!楽しみしかないです。ところでアニメイトの特典絵死ぬほどほしいんですがどうしましょう……(発表されてすぐキンクリ堂で予約した)。でもキンクリ堂もアクリルプレートなるものがつくらしいんですよね、どんな絵柄なのかな……キービジュアルかな……。

 

バトルスピリッツ少年撃覇ダンDVDBOX

ダンくんが出る!バトスピくんにお金が落とせるので箱の一つや二つくらい安いものです。ダンくんは一応全部履修してるのでこれを機に復習しようかなと思ってます。

 

・舞台『K -RETURN OF KINGS-』

初めてKステに行ってきます!!嬉しい!!キャス変に泣いた女なのですがキャラクタービジュアル見てキャッキャしてました。Kの親(Kを私に手厚く布教してくれたフォロワー)と一緒に行ける事になったのでそれも楽しみです~。

 

・舞台RE:VOLVERの円盤

ボルステが!!いつでも!!!!見れるようになる!!!!!!!!このブログ、ボルステの記事が一番閲覧数が多いのですがみんなもっとボルステを見て感想を書けばいいよ。ボルステの話に飢えています。ボルステはいいぞ……配信は二回とも見ました。一瞬だけニコニコのプレミアムに入ったりしてました。あんまり記憶がなかったのですがうえちゃんとさくらいけーとの唇が……唇が……あっバクステと前景映像楽しみです!会場予約組なので主題歌CDもついてくる~楽しみ!たくさん見ます!

 

・舞台「PHANTOM WORDS」

まだチケットの当落来てないのでなんとも言えないのですが絶対に行きたい……フリー初仕事の安西くん観に行きたい……。くっすんとか谷口さんとかちょっと知ってる方も出てるのでぜひともチケット当てたいです。

 

・brilliant days単独公演

ブリデー!出ます。決まってる参戦同人イベント②。フォロワー捕まえられたのでフォロワーと合同スぺです~出す出す言ってたパロ本を諸事情により落としたのでそれに収録する筈だった話をコピ本にしたものと、本にするために書いたやつで薄い本を作ります。フォロワーが表紙書いてくれるってさ!やったね!ゲスト寄稿なんかもちらほらしてます予定ですというかそれは絶対に落としません……。よろしくお願いします。

 

バトルスピリッツブレイヴDVDBOX

ダンさんが出る!バトスピくん幾らほしいのか言ってごらん。ダンさん実は途中までしか見てないので見るの楽しみでしかし怖いです。新作の三話も楽しみです~待ち望んだバトスピの新作アニメ……!

 

 

今のところ決まってるのはこんな感じなのですが、まだ決めていない予定なんかもちらほらあるのでオタクに張り切って2019年も生き抜いて行こうと思います!オタクに充実した一年になりますように!

嵐 5×20の話

10月ぶりです。

11月は風邪を拗らせて半分過ごし、映画K SEVEN STORIESEpisode 5「メモリー・オブ・レッド ~BURN~」に殺されたり、大量に本を作ったり、イベントに出たりして過ごしてました。オタク充実!

 

12月もはじまりから(8日に参戦しました!)オタク充実させて来ました。なんと嵐さんのチケットを自力で当てまして!母とその友人親子と観に行って参りました〜!

 

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そうです、実はジャニオタなんです。

嵐さんのことは10周年イヤーの頃からなので、私はちょうど嵐さん10周年になります。ライブに参戦しだしたのが去年の「untitle」からで、二度目の参戦になります。

 

ライブっていいですね!推しが視認できる!しかも全力で生きてる姿を見れる!最高の贅沢です。推しとコールアンドレスポンスをし、推しに拍手を送り、推しに手を振られ、推しが楽しんでいる姿を三時間見れる。最近冬になったからか鬱っぽかったんですが今めちゃくちゃハッピーです。

 

とりあえず明日早いので、しかしこのパッションをどこかにぶつけなければ寝ることもできず、ブログに書こうと思ってたことだけ書かせていただきます。ネタバレ(?)です!

 

 

 

・I'll be there→迷宮ラブソング

映像最高じゃありませんでしたか?はじまりがめちゃくちゃかっこうよくて相葉さんー!というか御前ー!!って叫びたくなりました。どうでもいいですが私は麻耶雄嵩はメルカトル推しでメル翔さんと美袋にのちゃんでやってくれないかなと常々思っております。

私嵐さんの曲の中ではI'll be thereがはちゃめちゃに推しで、本当に凄く大好きなのでまたみれたのにも感謝なのですが、衣装さん!!どうもありがとうございます!!!!天才!!!!あれでドラマ一本ほしいです、嵐探偵団……。

ところで私相葉さんがとんでもなく好きで、というのも担当(推し)が二宮和也なんですが、にのちゃん担は相葉さんモンペになりますよね。そういうことです。わたしは総武線コンビがすき(すき)。でその相葉さんのかっこいいこと!地球上にこんなかっこいい男が他にいるかと思いました。びっくり。相葉さんのかっこよさはギネス級ですね。

話は戻ってその後が迷宮ラブソングっていうのもまた憎いですよね〜!とっても私得な流れでした、探偵もの大好きです。

 

二宮和也

果てない空見ました?全人類見て。二宮和也を知って。

にのちゃん(にのちゃんと呼んでます、テレビで見るとあ〜にのちゃん今日もかわいいね〜とか言っちゃいます)のソロ曲かな!?ってくらい歌を任されていて勝手に誇らしくなってたオタクです。にのちゃんは歌が上手いの〜!優しい声も力強い声も大好きです。果てない空は歌詞も優しくて、それをにのちゃんが優しい声で髪を乱しながら歌ってくれてるの、控えめに言って宇宙レベルの最高でした……推しが尊い……。

 

・タクトを振る松本潤の美しさ/黙って大野智という芸術を見ろ

後半組、まず松本潤ですよ。潤くんの美しさが天元突破。そして大野智の圧倒的“力”。Face downの時ペンライトの振り方を忘れる程見入ってました。

 

・突然のUB

にのあいはUBを忘れてなどいなかったーー。

どの曲だったかは忘れてしまったのですが、間奏中にペアダンス始めて肉眼でRECしました。一瞬でデータは消えましたが思い出には残ってます…にのちゃん良かったね……。

 

・5×20

アニメ「K」のおかげでキスという単語・キスをという歌詞に弱いんです。察してください。

 

・Jr.

ラインでダンスしてたのがすごく綺麗で、はけるのも一人ずつ徐々にはけていってたのであの曲がお気に入りです!(どの曲かは忘れました)

 

・映像

なんか無限に嵐が出てくるのがありまして思わず見入ってしまいました。Lucky manだったかな?本当に無限に嵐がびよよよよーんっていう感じで、あれ大好きです。映像作ってくれた方どうもありがとうございます。

 

 

 

バーっと喋りたかった事だけになりましたがこの辺りで!来週は帝劇に行ってきます!嵐さんのこと、アイドルのこと好きでよかった!そんなライブでした!

舞台「RE:VOLVER」の話

※10月21日加筆修正

※10月31日加筆

※2020年2月24日修正

 

先日ぶりです。前回も舞台の話でしたが、今回も舞台の話です。


舞台「RE:VOLVER」観劇して来ました。それも19日のマチネと、20日のソワレの2公演。ここしばらくはチケットを眺めてにやけるという遊びをしていました。どちらの公演も席は真ん中辺りで、19日は1階席、20日は2階席でした。見る場所が違えば見えるものも違うのだなと思いました。どちらも本当に楽しかったです。今回はネタバレも含んで話そうと思っているので、万が一これから見ようと思ってる方がいらっしゃいましたらお気を付けください。ちなみに大千穐楽ニコ生で配信です。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv316318924

 


さて。「RE:VOLVER」は吉谷光太郎さん(私が知ってる作品だと「男水!」を手掛けた方で、だいぶ信頼して臨めました)の作・演出作品で、オリジナルストーリーの舞台です。

ストーリーがまず良い話をします。今月はK SEVEN STORIES Episode 4「Lost Small World ~檻の向こうに~」が公開していまして、少年たちの小さな世界と小さな世界だからこそより大きく見える存在みたいな話を常に(具体的には週2で)見ていて頭がおかしい自覚はあるのですが、第一声はこちら。「ロスモワじゃん!!」※ロスモワというのはLost Small Worldの略です。

聖木たちの暮らす城塞都市という世界はまさしくスモールワールド、その中に聖木の所属するスモールワールドがあり、こちらが私の大好物です。彼等5人だけの世界は小さくて、外の世界を目指す。好きなやつです。話はそんなところから始まります。

話の流れとしては少年時代に失敗した城塞都市からの脱出計画の再チャレンジなのですが、それだけに留まらないのはやはりキャラクターの魅力なのだと思います。メインになるキャラクター5人は少年時代の作戦失敗の後ばらばらの道を歩むことになり、再会はなんと12年後。それぞれの立場はとても変わっていて、でもなんだかんだ、関係は変わらなかったのだな、と思います。

 


書き出すと長くなるのでメインの5人の話だけさせてください。

まずは聖木。主人公です。ジャンプというよりはスクエア寄りかな?というかんじの頭の切れる少し擦れたかんじの青年です。盗賊の彼が一枚の設計図を盗み出した事から話は動き出します。

聖木役の植田圭輔さんは只今布教されてる真っ最中でして、そもそも私はロスモワに死んだ女なので舞台版の「Lost Small World」で植田さんには殺されている訳ですが、とにかくよく見ている役者さんです。ペダステとかインフェルノとかを私は見ていて、でも今回の舞台は見ていて「美咲……」と思って、しまって、なんというか元相棒(親友)がいて再結成とか、向こう見ずなところがあったり、阿羅来さん!って慕ってる姿が尊さん!って言ってる姿に重なったり、美咲ってはまり役だったんだなあという感じです。ロスモワの話は置いておいて、聖木はやはり、リーダーではないのだろうなと壬浦を見ていると思いました。リーダーは全体を見ていなければならなくて、カリスマはあるけれど目の前のものに集中してしまう聖木はやはりリーダーではないのだろうなと。


そんな聖木を支える、ではないですが、背中合わせに立つのが伊透です。彼は計画の失敗後、親友だった聖木から離れて帝国軍の犬と称される刑事になります。それも信念などを抱いての事なのですが、聖木は刑事が大嫌いで、再会早々二人は戦います。それでもかつてみた夢や抱いた思いがあって二度目の脱出計画に関わっていく、たいへんに格好いい私好みの二番手のキャラクターです。

伊透は過去に組んでいた相棒の刑事と死別しています。そのシーンもなのですが、「RE:VOLVER」はとにかく失ったシーンを繰り返します。これがつらい!けど好き!ロスモワロスモワ!!伊透の構築していた相棒との世界も失われているという事ですね。また後で触れますが「RE:VOLVER」はスモールワールドとロストスモールワールドがいっぱい詰まった舞台です。

また俳優さんの話になってしまうのですが演じている橋本祥平さんは私の「あんさんぶるスターズ!」の推し月永レオを演じてくださった方で、この舞台好きな役者さんたくさん出ててすごく楽しいです。月永とも、それから刀ステの貞ちゃんとも違う、クールな橋本さんが見れて幸せです。


玄汰と壬浦は二人で一つ。失われていない小さな世界を抱きつつ外の世界を目指します。白状しますとこの二人ほんっっっとうに好きです。クロちゃんと言って玄汰を励ます壬浦の可愛さと言ったら!健気と言いますか、玄汰のために行動する事は壬浦にとって当然で、夢は玄汰に貰ったもので、大切なものも玄汰に貰ったもので、玄汰の一言で大きな行動を起こすこともできる。玄汰も玄汰で壬浦の前では気を張らずに(気を張る、という部分は、ぜひ見て知ってほしいです笑)過ごすことができる。壬浦の終盤にみせる玄汰に起因する行動の必死さとかは正直に申し上げますとたいへん美味しかったです。玄汰と壬浦はズットモだよ!


阿羅来の話です。多分猛烈に長いです。

3次元には人生の半分推してるアイドルがいるのですが、それとは別にここ最近めちゃくちゃに推してる俳優がいます。安西慎太郎さんです。もう何度も名前を出しています「K」というアニメがありまして、夏頃に再熱して見事に沼ってます。中でも八田美咲と伏見猿比古に視点を当てました「Lost Small World」が私の墓場でして、現在その作品の前半戦を映画化したK SEVEN STORIES Episode 4「Lost Small World ~檻の向こうに~」が公開中なのでぜひ見てください。そして舞台を見てください。なんと主演は植田圭輔さんと安西慎太郎さん!私がロスモワロスモワ言ってる最大の理由がこれです。ボルステは実質ロスステです。

安西さんの声の発し方がとても好きでして、私は演技の事はさっぱりわからないのですが彼の言葉を聞いているのが好きです。息が残るというか、余韻の残る話し方をされる方です。一言一言を大切にされてるんだろうなと。一つ挙げるなら、「一度も忘れた事なんてねえよ」が今作はやばかったです。20日のソワレの方じわじわと鳥肌が立つようで……。

そんな大好きな役者さんが出てる舞台、実は初観劇でして、もうずっと楽しみにしてたんですよ。そうしたら設定もりもりで好きな人間演じててくださってもう大喜びです。阿羅来は帝国軍人の父を持って生まれ、その立場から抜け出せなかった人です。自身も軍人でありながらその身分を隠し、少年時代には聖木たちのリーダーとして、城塞都市からの脱出計画に加わります。阿羅来は4人の兄貴分で、特に聖木から慕われています。しかし最初の脱出計画の際、その身に銃弾を受けて4人の前から姿を消します。形見のように、一丁のリボルバーを聖木に託して。

聖木が英雄の子孫という立場に縛られない事に対し、阿羅来はただただ帝国軍総司令の息子という立場にとらわれた、そして強い信念を持った人でした。城塞都市の事を、そしてそこに生きる全て(この場合は、全が一であるという意味合いで)の人のことを阿羅来なりに考えて、考えて、考えての行動だったのだと私は思っています。

 

その場のスイッチのような存在だった抹尹、悪党を演じ切ってくれた鷹城、腐敗の象徴のような倭潮、突然のリサイタルに笑わせてくれた衣澄、憎みきれない策間。そしてアンサンブルのみなさん。全ての人々が魅力的でした。

 


「RE:VOLVER」はとにかく目まぐるしかったです!ともすれば置いていかれそうな速さで物語は進みますし、人の思いも変わっていきます。振り落とされないように必死な2時間半でした。アクションも凄くて、私は本当に舞台に関してはど素人なのですが、乱戦の時も一対一の時も、ダイナミックで目を全く逸らせない素晴らしいものを見せて頂いたのだとわかります。とにかくかっこよかったです!特に壬浦、私は櫻井圭登さんは舞台「あんさんぶるスターズ!」の紫之創しか見た事が無かったので、えっこんなにかっこいいの!?とあたふたしてしまいました。


ところで19日に吉谷さんがツイッターで聖木と阿羅来の喧嘩のシーンについてこんな事を仰ってました


「大人になって纏った服飾も外部からの作られた感情も必要ないのだと思います。」


外部からの感情ってなんだろう?と思いまして。それは聖木だったら英雄の子孫ということや周囲の期待とかで、阿羅来なら立場、だったのかなと思います。あんなに笑い転げる人だったのに、軍服を着た阿羅来はにこりともしない。感情一つ見せなかった阿羅来の唯一の感情の滲む言葉が、「一度も忘れた事なんてねえよ」でした。自分の感情に従順な聖木の、阿羅来さん、と呼ぶ声にも、たくさんの、もしくはたったひとつの感情が宿っていました。


「RE:VOLVER」は夢を見るという現実についての物語だったように思います。夢は見るだけでも夢で、それはまさしく夢心地で素敵なものです。でも必ず叶う訳でも、望んだ形で叶う訳でも無い。それが現実です。辛くても生きている世界はそこにあって、その中で這ってでも進んでいく、そんな物語でした。


長くなりましたが、最後に20日ソワレの話を少し。安西さんのアドリブ全開でしたね!!!!聖木のことをパパイヤ鈴木と言ったりスマホ取り出したりもうやりたい放題で、昨日も面白かったですが、今日のこの回見れて良かったと心の底から思います。

ボルステありがとうございました!最後まで振り切る程の速さで突っ走ってください。

 

 

配信見ました。

殆ど見入っていてメモもろくに取れなかったのですが、表情が見れたの凄い嬉しかったです。阿羅来あんな顔してたんだな…とか、植ちゃん声が違うすごいすき、とか、そんな事を思いながら見てました。それからこの十日ほどずっとボルステの事を考えていたので、その事を少しだけ。

 

まず勘繰った阿羅来の言葉の裏の話。

監獄の玄汰に「少年期のように自分のタイミングで実行できると思うな」というのは、つまり「俺のタイミングで始めるからな」みたいな意味なのかな?と。安西さんのブログを読んでいて思ったのですが、城塞の一部を開いたのはやっぱりそこから聖木たちを外に出すためだったんだろうな、と……。

最後の方の「大義名分を~」という所は「止めてくれ」、「少し昔の事を~」というのは親の命令を無視しだす事を言っているのかなとかも、この辺りはメモがあやふやなのですが思いました。また安西さんのブログの話になるのですが阿羅来は「自害」するつもりでいて、というのが最高に胸を抉りまして。阿羅来はあそこで死んだ方が幸せなんだろうなとは思っていたのですが、本当にそうなってしまうと悲しいですね……。生きて再会してほしいファン心理ですが、信念を貫いてほしいとも思ってしまいます。完全余談なのですが推しの命日が日替わりなのは初めての経験でちょっと泣きながら笑いました。

 

次に都市海賊の成長についての話。

ツイッターで話していた事の引用になりますが、聖木は阿羅来に勝てる日が来るなんてこれっぽっちも思っていないし勝とうとも思わなかったし、ただその帰りだけを待ってリボルバーを大切にしていたけれど、そのリボルバーを放ったのはつまり、あそこで阿羅来からの自立を果たしたと言う事で、疑似親子のような関係から一歩進んだんですよね。聖木は親こそ喪ったけれど、その後阿羅来を得て。成長はそこで止まっていたんじゃないかなと思います。子どものままだったから「十二年前の夢」の続きである壬浦の誘いにも二つ返事で乗ったんじゃないかなと。そしてその阿羅来に勝つ事でようやく超えて、あの少年時代から一歩前へ進む事が出来た。だから、聖木はあそこで「大人」になったんだろうなと。

対して伊透は阿羅来を正しく“喪って”、刑事になる事で自立を果たしている、という対比があるような気がします。伊透は大人だったから最初は誘いに乗らなかったし、大人つたから大人の方法で誘いに乗った。

壬浦は新しい親を得たから子どもらしく育つ事が出来て、玄汰はリーダーになる事で大人でなくてはならなかったけれど、心は完全には追いつかなくてあんな感じにアンバランスになってしまったのかな、と。

 

吉谷さんのツイッターなど見てると続編無くはないんじゃないのかななんてソワソワしてしまいます。「RE:VOLVER」の世界とそこに生きる人々が本当に好きなので切実に待っています。とりあえずは円盤が届く事を心待ちに、まだまだボルステの事を考えながら生きていきたいと思います。ボルステ本当にありがとうございました、おかげで毎日とても楽しいです。

文豪ストレイドッグス黒の時代の話

お久しぶりです。日々ツイッターにはいるのですが、少し長くなりそうなので久々にブログの画面を開きました。

 

舞台文豪ストレイドッグス黒の時代、の、ライブビューイングに行って参りました。

 

文ストはにわかもいいところなのですが、夏の頃に鉄腸さん好きだな……と思ったところから読むようになりました。はまる時はスピードが大事だと思ってるので気になると思ってすぐに原作を揃えて、まだ全部は読めていないのですがノベライズも全て購入しました。

黒の時代に初めて触れたのはアニメでした。切ないなあと思いながらも、あの頃はあまりのめり込む事なく見ていた記憶があります。

なので今回泣くほどに見入っていたのは、熱量の差もあるのでしょうが、多分、役者さんのおかげなのかなあと思っています。

 

映像で見る機会が多くはあるのですが、舞台を見るようになって確か季節が一つと言ったところなのです。毎度毎度、なんて力のある場所なんだ、と思いながら観ています。役者さんはお芝居がお仕事で、これは他の舞台に出ていた役者さんのお言葉なのですが、それはつまり、心のやりとりがお仕事です。一観客でしかない私も舞台を観ている時は舞台装置の一つになれます。それがぐっと、自分を物語に近づけてくれます。

 

舞台黒の時代はコミカルに始まりました。乱歩さん(ノベライズを読んで以来大好きです)のマナーに始まり、仲の良い3人の談笑や、エリスちゃんと森さんのダンスなんかもありました。

けれど物語が進むにつれてどんどん硬派になって行き、中盤から終盤に移行するシーンでは鳥肌が立つような場面がありました。終盤は、私の感想では、静かに過ぎて行ったように思います。ただ時間が流れるようにして物語は進み、止まる事はなく、話は終幕しました。

最初はエリスちゃんかわいい!とか太宰さん美人!とか思いながら見ていたのに、いつの間にか持っていたタオルを握りしめてスクリーンに見入っていました。あまりネタバレ無いように進めたいので感想がこんな感じになってしまいましたが、素敵な舞台でした。匂いや、音を肌で感じたかったような舞台でした。

 

ひとつだけ後悔している事があります。拍手ができなかった事です。

ライブビューイングの会場は劇場ではなく映画館で、私はあまり舞台挨拶にも行かないので拍手をするという習慣がありません。拍手をしている方はもちろんいらっしゃいました。だけど私はできなかった。思い切り拍手をして感動した事を伝えたかった。

 

これはもう次は劇場で観て思い切り拍手を送るしかないな!と思った次第です。文ステ続編おめでとうございます!きっと観に行きます!素敵な時間をありがとうございました!

すきないきものについて

お久しぶりです。久しぶりにブログを書こうかなと思って部屋を見渡して、こんな一角が目に入りました。

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カエルが、すきです。そんな話をしますので、苦手な方はページをお閉じください。

 

 

さて。

そもそも何故カエルが好きになったかと言いますと、もともと王冠を被っているカエルというのが好きで集めていました。そこからカエルに傾倒するようになったのは、「有頂天家族」というアニメを見てからです。

有頂天家族」は京都のたぬきが天狗や人間と共に生きる姿をおもしろおかしく(時に切なく)描いた物語で、原作はあの森見登美彦です。森見さんの話はまた後々、とにかくアニメを見ていました。

そこで私が感動したのが、父親のくだりでも、婚約者のくだりでも、兄弟たちのくだりでもなく、「なんてかわいい生き物がいるのだろう!」というところでした。

有頂天家族」にはカエルに変化したまま戻り方のわからなくなったたぬきが出てきます。そいつがべらぼうにかわいい。井戸の中で井の中の蛙をしているのですが、その愛らしさと言ったら、もうなんと言っていいのかわからず、私は彼に夢中になりました。食べちゃいたいくらいにかわいい!

そんな経緯がありまして、カエル収集を始めました。生き物を飼う勇気が無いので、フィギュアなどのグッズ集めです。収集癖があるので、先に上げた写真のような有様に、他にもばらばらと飾ってあります。部屋はカエルだらけです。

 

そして折角の場なので、お気に入りのカエルの紹介などをしていきたいと思います。

 

まずはこの子

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フライングタイガーというお店で見つけた塩・胡椒入れのカエルです。名前はそのまま塩と胡椒と名付けましたがどっちが塩でどっちが胡椒なのかはわかりません。割と初期の頃のコレクションなので古株です。一度、まだサークル名がかえるのしっぽという名前だった頃に同人イベントに連れて行った事があります。長年の友です。

 

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心の嫁がいるのですが、その嫁と中華街に繰り出した時に買ったカエル。入れ墨を入れているみたいでセクシー。色っぽいのでメスだとしています。思い出と、中々持ってないタイプのカエルなのでお気に入りです。

 

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福岡にあるかえる寺で引いたかえるみくじ。

お腹の中におみくじが入っていました。かえる寺はかえるだらけでかえるグッズを収集した部屋もあって、カエル好きにはたまらないものがありました。あんな部屋に住みたい……。その部屋にいる間は「欲しい」しか言ってませんでした。

 

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福岡土産のかえる。

箸置きです。ちょこんとしてるのがたいへんに愛らしい。蓮の葉っぱの上というのもいいですね。最早まんじゅうのようなカエルに一目ぼれしてお金が無かった時期なのに買ってしまいました。一個前のツイッターのアイコンにしていた子です。

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京都土産のかえる。

ちりめん細工です。嵐山にとてもかわいいちりめん細工屋さんがあるのですが、そこで購入しました。他にも欲しい~!となったものが多いので、嵐山、通いたいと思います。

 

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岐阜土産のかえる。

見てこのなんとも言えない愛らしさ!丸っこいかえるが木陰(ではない)で休んでいるシチュエーションがいいですね。ころころしてるところもかわいらしい。これ木みたいなのはよつばのクローバーなので幸せにしてくれそうなのもあってとてもお気に入りです。

 

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近所のホームセンターで買ったかえる。

いっぱいいます。いっぱいいます。おたまじゃくしが一匹います。お風呂に入れられるタイプのカエルで、たまに母に悪戯されて浴室に並べられています。個人的にはにぎっていると落ち着くので気分が落ち着かない時ににぎにぎしています。手に取ったカエルから一郎、二郎、と名前があります。精神安定剤

 

久しぶりに更新したと思ったらこんな話ですみません、でもすきなもののはなしをするところなので、いつかカエルのはなしもしたいなあとずっと思っていたので満足です。

それではこの辺りで。また次が一月後とかになるかもしれませんが、続けていけたらなと思います。次の記事投稿する頃にはまたカエル増えてるんだろうなあ……。