安西慎太郎のはなし
2018年夏、推し俳優ができました。安西慎太郎さんといいます。現在はフリーで活動をしていらっしゃいまして、なんと今年のスケジュールは大体把握できているという具合です。今はとりあえず月末のイベントと八月の舞台の期待が大きいです。
安西慎太郎さんに出会ったのは「K」でした。当時Kにズブズブだった私はフォロワーに「舞台ロスモワを見ろ」と助言を頂き円盤を買って見ました。元々伏見猿比古というキャラクターが好きだったのですが、それを演じる安西慎太郎さんの事がとても好きになりました。
声の発し方が好きだな、というのが第一印象でした。言葉を大切にしてくれてる話し方をしている、私はそう感じました。私は単なる同人オタクですが、それでも言葉というものがとても愛しいので、それが本当に嬉しかったのを憶えています。
舞台「K―Lost Small World―」にはこんな台詞があります
「お前はもう、おれの世界にはいらない」
これがすごく、本当に、音も相まって凄く好きでした。親友を切り捨てたのがよくわかりました。見切りをつけたというか、もう興味が無い、そういう事がわかって、ああ小さな世界は粉々に砕けてしまったのだと痛感しました。
安西くんが好きになったのはここだったんだろうなと思います。
次に集めた円盤はテニミュだったかなと思います。白石くんの作画が良いというのとエクスタシーがたっか！？となった1stのオタクなのですが、ちょっと長らく貸してるので記憶があいまいですね笑 安西くんを推すようになってから繋がったフォロワーさまは皆様テニミュの頃からのオタクだそうで、なんというか、安西くんをここまで応援してくれてありがとうございます、という気持ちでいっぱいです。おかげで私は安西くんを知る事が出来ました。
その次が多分「四月は君の嘘」かなと思います。寝れなかった夜に見てベッドで泣いていたのをよく覚えています。この頃にはおそらくKの過去作も集めてるんじゃないのかな……。それで「四月は君の嘘」の話なんですが、これも印象的な台詞があって、最後の、
「君のいない春が来る」
この切ない絞り出すような言い方がとても好きでした。
(余談ですが私はバクステがとても好きなのですが主演バクステに全然いなくてめちゃくちゃ笑いました。)
多分このあたりでようやく安西くんの舞台を観劇しに行きます。舞台「RE:VOLVER」です。二回観に行きました。いつだかのブログに書いてますね。
これも印象的な台詞の話をしたいのですが、
「一度も忘れた事なんてねえよ」
あれを言った時の阿羅来さんの、もうその先を見越したような言い方が、本当に心に刺さりました。
「RE:VOLVER」はとにかく頭をおかしくしていた記憶(1)なのですが、あの世界の事を知りたいと強く思っていたので続編とても嬉しいです。これからも続いてほしいな……「RE:CLAIM」は二回、誕生日に観に行きます。楽しみです。いつか阿羅来さんの話も見たいな……。
「Phantom words」
千秋楽を観劇しに行きました。西田さんの舞台はそれまで円盤でも見た事が無かったのですが、一気に惹かれてしまいました……安西くんを推してていつも思うのは、私に素敵なものを教えてくれるひとだ、という事です。この話はまた後で。
中国史に疎いのもあって楽しめるとは思ってなかったのですが、とても楽しかったです。最後の最後に出て来た安西くん、謎めいていて、ああもう一回見たいなあと思いながら約一年、ようやく円盤が来るそうで、やっともう一回見れます。楽しみです。正直記憶があんまりない。最後の最後と、あと呂雉ちゃんとキャッキャウフフしてるのかわいかったな～というおぼろげな記憶。舞台、最低でも二回は観るべきですね。この教訓また後で。
先の「安西くんは私に素敵なものを教えてくれるひと」、これで痛感しました。「TRUMPシリーズ」は私には刺さりに刺さりまして、はじめての繭期で「TRUMP」を見て円盤を集めてから観劇に臨みました。
俯いて劇場から出るのは初めての体験でした。とにかくつらかった。「月の翳り」を観て、どうして、なんで、と思いながら劇場を出て足早に家に帰りました。きっとどこかで何か一つ、小さな事が違ったらあんな結末にはならなくて。僕を選んでくれというアンジェリコ様の懇願も、僕だって父さんみたいになれるかは、と不安を吐露しようとしたアンジェリコ様の弱音も、彼一人の中でしか鳴り響かなかったライネスも、最後の悲しみの質量も。「星ひとつ」での、ラファエロの死について自分の気持ちに気付いた所も。とにかくつらくて仕方が無かったです。
ところでアンジェリコフィーバーが最高でしたね。特典ディスクありがとうございました。めちゃくちゃ見てます。推しの顔が良い事をよくよく思い知りました。
「絢爛とか爛漫とか」
二列目でした。前の人で何も見えない。舞台はせめて二回行くべきだ、よくよく学びました。
先にも触れました通り同人オタクなのですが、というか小説を趣味で書いていまして、恥ずかしながら小説家になる夢を諦めきれない自分でありますので、これはもう泣くに泣くぞという心意気で臨みました。涙は殆ど出ませんでした。悔しいという気持ちが強かったのを思っています。古賀さんにとても感情移入してしまいまして、諸岡が辞めると言った時に拳を握ってしまったのを憶えています。才能というものは、とても怖いです。私も自分にあるとは思えません。だけど、それでも、古賀は小説を愛していた。
「俺には小説がある」
そう言って穏やかな顔で舞台の幕を下ろしたあの瞬間が忘れられません。私も小説を愛してる、小説に愛されてなくったって古賀さんのように私が小説を愛してる、それを思うと、なんだかそれまで苦しさがあった創作活動の楽しさを思い出せて、私にとってとても大切な作品になりました。
それともうひとつ。
「地獄はどんな所かしら」
あの台詞を聞いた時の、ぞっとする感覚、ああこれが役者なのか、と思いました。人に勧めたい舞台だったなと思います。円盤が無いのが残念で仕方ないです……私ももう一回見たかった……。
「聖★明治座 るの祭典」「納める祭」「ゆく年く・る年冬の陣」
購入したものと、フォロワー様にお借りしまして見ました。るひま関係を大体お借りしましてウハウハでした。
個人的に見る前に「納める祭」のマロセくんに気が狂うという夏を過ごしましてそこからのるひまだったのですが、「るの祭典」のおちゃらけてるのだか真面目なのだか(真面目だからこその全力だったのだろうと思います)な三成も、身の内を毒だと称した綿麻呂も、ただただ皆の希望であった重長も、私にとってとても魅力的なひとたちでした。
一番好きだったシーンはでも、仙台に幸村を誘うところかな、と思います。こんなにも希望を持った人間がいて、一時であっても幸村はそれを救いとして受け取って、そして最後には主君である政宗の事もさらりと救ってみせて、これまで陰のあるところの多かった(私が見た中では)安西くんの光の部分が見れたのが良かったと思います。
「Sin of Sleeping Snow」
いつ頃買ったのだったかちょっと今思い出せないのですが、再販になった時に即刻買いました。一人では背を伸ばして立つ事のできない勝頼が愛しくて、頭の悪い言い方になるのですがこれもまた頭をおかしくしました。
「あの時の答えだ」
言えなかったあの時の答えを、皆のいる今なら言える、あれがSSSの武田勝頼という人物の真骨頂なのではないのかなと思います。SSSの話は無限にできるのでこのあたりで。
全通でしたね……。もう二月も前の話なのが信じられません。ガチャよく回したなあ……。
二部が優勝過ぎたのですが一部のお芝居の話、でこれも印象に残った台詞。
「静かで静かで、うるせえな」
唇を噛んだのを憶えています。孤独に向かう彼が辛かったです。
それからこれはちょっとうろ覚えなのですが、森蘭が自害したシーンのあの台詞は、それでも目にかけていた子どもを目の前で敵として失った悲しみを抑え込んでいるように聞こえました。
あとラストシーン。声の優しさが切なくて、だけど微笑んで観ていたように思います。
一度も飽きる事が無く観劇出来たのが凄いなと純粋に思いました。今年も明治座で年を越したいです。
「もののふ白き虎」
これもいつ買ったのかちょっと憶えてないですが、あんなに泣きながら円盤見たのは初めてでしたね。嗚咽。号泣。ちょうど風邪をひいていたので「うえっえっごほっごほげほおえっ」みたいになりながら見てました。
遺される、という事のなんとも言えない感情を、私も流石にこの歳なので理解しています。辛すぎて一回しか通して見れていないのですが、母親の口から語られる貞吉の言葉、「恋とはどんなものでしょう」、という、少年らしい言葉が彼の文にあった事がどうしようもなく心を絞られました。
「心霊探偵八雲 祈りの棺」
もふ虎と同じ時に買った記憶があります。安西くんの舞台は結構ディスクになっているので大変ではありますが見れて嬉しいです。そういえばあと男水とかも持ってます。
これは台詞というよりも、目線というか、表情というか。そういう所に「嗚呼」と思いました。姉だけが拠り所だった青年の、過ちが苦しかったです。
と、こんな感じで今までの推し活を振り返りまして、先日千秋楽を迎えました安西慎太郎の一人芝居「カプティウス」の話を少ししたいと思います。
ものすごく正直に申し上げれば、私には脚本が合わなかったな、という事があって、二回観に行ったのですが、二回目は台詞は聞き流していました。アフタートークでは興味深い話を聞く事が出来ましたし、85分にも及ぶ安西慎太郎の演技を間近で観れたという経験は得難いものです。あと席がとにかく近かったので私はこのひとの造形も好きなんだなというのを改めて認識して来ました。
「カプティウス」やそこに至るまでのSNS等を踏まえて、色々考えて来て思うのですが、推しだから推しの全部を好きになる必要は無いのではないのかなと思います。それはもう信仰になるのかな、と思わないでもないのです。私は安西慎太郎という役者が好きだし、一観客として彼を応援したいし、相変わらず言葉の発し方も、お芝居も、今回認識した造形も、人柄も好きです。でも苦手な所もあります。推し方は人それぞれですが、私のような「ここはちょっと頂けない」というオタクもいると思います。大切なのは取捨選択ができるかどうかで、例えば私なら聞き流すとか、苦手なものは見ないようにするだとか、いわゆる自衛をしていく事が私のために必要な事なんだと思います。
何もかもが好き、それも愛の形だと思います。それを否定するつもりはありません。羨ましいとも思います。だけど丸一年と少し推してきて、私なりに、私にあった推し方が見つけられたような気がします。
次はる変の上映会と、「デュラララ」のチケットが取れています。願わくば素敵なものを教えてくれますように、そう祈りはしますが、別に教えてくれなくてもいいんじゃないかなとも思います。だってこんなに出てるんだから、それは勿論全部が全部私の好きな作品である訳が無いんですから。「カプティウス」でもありましたが、私はもしかしたら安西くんに「期待」というものをし過ぎていたのかもしれないですね。それでも彼が素晴らしい役者であるという私の認識は変わらないので、これからも応援していこうと思います。
安西慎太郎さん。私にとって、本当に、素敵な靴のような役者さんです。私を良い所に運んでくれる方です。私は良いファンでは無いのかもしれないですが、せめて良い観客であれるように努めようと思います。
結びが思い浮かばないのでこのあたりで。これがこのブログの最後の記事になると思います。今までありがとうございました。好きなものが沢山あるのだとわかって嬉しかったです。それでは。
年間100冊のコピー本を作るようなオタクでしかなかった2019年のはなし
お久しぶりです、三か月ぶりです。放置！
仙台に旅行に行った記事が最後ですが、あれから何をしていたかというと、職を新しくしたり、職場で過呼吸おこしたり、風邪をひいたり、風邪をひいたり、風邪をひいたりしていました。今は無職！馬鹿！
思えば今年は職を転々とし過ぎて逆に時間に余裕がありまして、その結果がこちら。
年間コピー本の制作が100冊に到達しました。馬鹿！
80冊ちょっとくらい作ったな～と思ったあたりで「……これ年間100冊いけるのでは？」となり目指してました。いっちゃった。という事で2019年は私の中で区切りがついたので振り返りの記事です。オタク録。
1月
・「Starry Stage 2nd」参戦
武道館！武道館！あんスタの声優さんライブですね。共同戦線組んでたフォロワーと朝夜当てて一日武道館にいました。光の中の人のオタクになりTwitterをすぐさまフォローした思い出。
・実家ジャンルの即売会に出る
個人的に卒業式でした。二次創作を始めたジャンルだったので寂しくもありますが綺麗に終われたので満足です。ちなみに新刊はA5サイズ本文100P一冊のみ。
・「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」の4DXを観る
嫁フォロワー「〇日のさ～」私「？？？」嫁フォロワー「あっ新幹線間違えて取っちゃった」というような抱腹絶倒を経て急遽予定を繰り上げて観に行った天地、正直な感想が「痛い」。痛み……。
2月
・(おそらく)着物を購入する
多分ここで買ってるんじゃなかろうかというレースの着物です。前に記事で紹介したドゥーブルメゾンの着物。
3月
・舞台「K -RETURN OF KINGS-」観劇
Kの親と行ったやつですね。割と近くてヒョエーと思いながら観てました。観劇としては今年最初でして、この頃の私はまだ今年の私がズブズブの舞台オタクになる事を知らない。
・自ジャンル1の即売会に出る
自ジャンルの即売会に出てました。楽しかった記憶しかないです、帰りに寄った居酒屋にスマホを忘れたのを特によく憶えています。新刊は印刷所に頼んだのが1冊(A5サイズ本文24P)とコピー本が2冊(本文24Pと本文12P)でした。
・舞台「PHANTOM WORDS」観劇
千秋楽当てたやつだ～！と今なつかしくなりました、円盤予約せねば。そしてまだ私は舞台沼にズブズブでは無い気楽な私。
4月
・舞台「COCOON」に落ち続ける
そう私の舞台沼ズブズブ事件の原因に落ち続けます。全落ちです。いっそ笑えた。
・舞台「刀剣乱舞 慈伝 日日の葉よ散るらむ」に落ち続ける
こちらも全落ちでした。この頃のチケットの当たらなさが悲しい。
・嵐「5×20 and more」参戦
懐かしいですね。最初から最後までびいびい泣いていました。
・フォロワーに誕生日を祝って貰う
「誕生日なのでボルステを見てください」と言い出す私に付き合ってくれる優しいフォロワーたち、いつもありがとうございます。ラブホ女子会だったのだけれどタクシーで移動する間タクシーの運転手さんにすごく不安がられていたのをよく憶えている。
5月
・Sexy Zone「PAGES」参戦
ほぼほぼ最後列で油断していたら終盤真横をセクゾが歩いて行ってショートする。憶えているのは向いの席のお嬢さんたちにファンサする中島健人の後頭部、その後の記憶はステージにいつの間にかセクゾが戻っているというショート具合です。
・「蒼穹のファフナー THE BEYOND」舞台挨拶
川崎のやつに嫁フォロワーと行ってきました。焼き鳥美味しかったね。(映画の感想なんて言えるか)(蒼穹のファフナーを煮詰めて固めたら出来たのがBEYOND)
・舞台「COCOON 月の翳り」観劇、舞台「COCOON 星ひとつ」ライビュ
ここからどうも様子がおかしいです。あたまをおかしくしました。
6月
・舞台「COCOON 月の翳り」舞台「COCOON 星ひとつ」大阪遠征
だって席があったから！！！！大阪まで舞台観に行って何か食べるとか観光するとかもせず本当にただただ舞台を観に行きました。二泊三日強硬大阪遠征でした。最早舞台沼に沈んでいる。
・フォロワーに舞台「弱虫ペダル」を大量に借りる
舞台「TRUMP」について話す会だったのですが私は弱虫ペダルを大量に借りてこちらからはミュージカル「テニスの王子様」2ndの四天宝寺戦を押し付けました。一日「TRUMP」の話などをして過ごしました。弱虫ペダルはちょっとずつ見ています。
・自ジャンル2の即売会に出る
なんか嫁フォロワーに出ん？って言われて書けたら出る～と言った翌日くらいには本のデータが出来ていたので出ました。一緒に出てた方がすごい方で生まれて初めて自分のいるスペースに列が出来ました。私はお釣りの計算に必死でした。もう無い経験。新刊は本文8P(だった気がする)のぺらぺらコピ本1冊でした。
・舞台「Sin of Sleeping Snow」円盤を買う
あたまがおかしくなりました。
7月
・舞台「文豪ストレイドッグス 三者鼎立」観劇
Kの親と行ってきました。この頃既に円盤を買いすぎてお金が無いです。今年なんで御金が無いって本作ってたのと舞台の円盤を買いあさっていたからです。文ステは舞台セットが照明(？)に映えて素敵だな～と思っていました。女の子たちが軒並み可愛かった。
8月
・舞台「刀剣乱舞 慈伝 日日の葉よ散るらむ」ライビュ
ライビュですよライビュ。でも歌仙の着物を着て行きました、ちょっと気楽な感じの着方で……。でも長義くんすごい“良い”でした。刀ステってこんな尊かったんだな……と思いました。維伝？1月です！
・フォロワーを尋ねて宮城旅行
フォロワーがいるので宮城に行ってきました。前回のブログのはなし。
・舞台「明治座の変 麒麟にの・る」のチケットが当たるに当たる
「どうか一公演でも行けますように……！」という切実な願いが届いたのか全部当たりました。初めてカードが上限に達する快挙。いやマジすか。年末全通です。
9月
・舞台「絢爛とか爛漫とか」観劇
なんと2列目だったんですが前の方の頭でなんも見えね～！となりました。座高が低い。舞台はちゃめちゃに刺さって何回でも見たかったのですがチケットを買うお金すら残っていない。そして円盤にならない。薦めたいひとがいる舞台でした。
・フォロワーとるひま会を開く
というかるひまの(被)布教会でした。るひまさんは8月にる典と納祭は買って(あたまをおかしくして)いたのですが、その時はる年を見せて貰って、辻本祐樹の女になりました。もうだめです。この頃にはもう沼から出る事を考えていない。
・自ジャンル3の即売会に出る。
狂気に狂気を重ねていたのでどうにか新刊が2冊出ました。A5サイズの本文が176Pの本(おまけのコピー本付き)と本文34Pの加工モリモリ本でした。無配を無駄に4種類くらい作ってました。
10月
・風邪を拗らせる(～11月)
そのためにこの二か月殆ど何もしていません。している事と言うと↓
私「お願いだから十二国記の新刊を買って来て」母「買って来たよ！(二巻のみ)」という悲劇を乗り越えて一気に読みました。後半をくれと希うばかりの日々の幕開け。
11月
どうあがいても読むしかなかった。泰麒～！
・舞台「COCOON」の円盤が来る
ということでまたあたまをおかしくしました。特典ディスク楽し～！(本編があの様)
・「繭期大夜会」参戦
フォロワーに連れて行って貰いました。鈍器(戯曲集と小説)も買ったよ～！黒に差し色の赤がすごい迷走して黒のワンピースにあらゆる赤を取り入れて行きました。これはブログ一個書きたいくらいには色々ありました、最高の夜会でした……。
12月
・る変のバスツアーに行く
推しに 目を見て 名前を呼ばれる 死
色々心臓が止まるかと思いました。日帰りで京都滋賀だったんですがもはや事故死と相成っても文句は言えないと思う程には運を振り絞って参りました。
というような感じの割と濃い一年だったのですが、こんなにあたまをおかしくしていて果たしていつ本を100冊も作る時間が、というか、まあ頭おかしくしてるからこの量作ったんだろうな、というか、オタクはパッションが溢れるとどうにかするし字書き(字書きです)はそのパッションをバチバチとWordに打ち込んで100冊のコピー本を作るのだなあと思いました。何が？
いやまあ単純に職を転々としている間なんかで作ってたんだろうなと、あんまり記憶にないです、もうずっと何かを書いたので本にしよう！というような流れを繰り返していました。一番分厚いので本文60Pのコピ本です。ホッチキスの芯が折れました。
でも綴じられてるのでコピー本の限界を知りました。全64P！それ以上は印刷所に頼もう！※年間100冊のあらゆりページ数のコピー本を作って来ましたが全24Pくらいが限度だと思った方がいいです、全40Pともなるとつらいです。全16Pくらいがコピー本がコピー本でいられる限度です。
コピー本の話をもう少ししますが私はミタントという紙が好きでよく表紙に使っています、本文が8Pでも本っぽくなってとてもいいです。あと手触りが好き。本文は字書き御用達の淡クリームキンマリ紙を1000枚単位で仕入れているのですが一年持たなかったというのが今年の実情です。今はいっぱいあります。でも2月のイベントでいっぱいコピー本出すのでもうすでにゴリゴリに減ってます。
インクはどれだけ使ったか憶えてない。ただヨドバシのポイントは1000超えました(これまで含めなので判断材料にはならない)。
あと星空の表紙を自宅で刷ろうと思っているそこのお方、悪い事は言わないのでやめた方がいいです。一冊分ならいいけれどシアンがゴリゴリに削れるので10冊刷るのも大変な事業でした。嘘でしょってくらい減ります。
コピー本はコピー本でも表紙をミタントとかにして質感を変えて、それから間に遊び紙としてトレペでも挟むとあらかわいい！！！！となるのでおすすめです。3冊くらい作ってみたんですがあらかわいい！！！！！！あとデザインの話ですが私は表紙1と2のぶち抜きで作る表紙が好きです。よく作る。コピー本だから全然広げて見れるんですよね、楽し～～！！
あたまをおかしくした愉快なオタクなので100冊の同人誌を横にスケジュール帳を手元に置いて記事を書いていました。年末明治座に全通で明治座で年を越すという一大イベントが待っていますがとりあえずあたまおかしくしたまま今年突っ走って、できれば来年もこんなかんじにあたまをおかしく愉快に生きていてくれないかなあと思います。
それではみなさん素敵なコピー本ライフと年末をお過ごしください。
仙台旅行のはなし
お久しぶりです。これいつも言ってる気がしますね。
この8月何をしていたかと言いますと、大概働いていました。働いていましたがチケットはいっぱい当たりましたので働いてて良かったー！となりました。年末にある舞台、8公演あるんですが、まさかの全通です。こんなの初めて……。
さてそんな8月でしたが、仙台旅行に行ってきました。すきなものというか、今回は楽しかったことのはなしですね。
バスで行ってバスで帰って来たのでもう体が。特に首が。もう歳ですかね……。
あっちには仲の良いフォロワーB氏とM氏がいまして、その二人に遊んで貰いました。というかB氏の家に大抵いました。お泊り楽しかったです。
仙台に行きたかったのはまあフォロワーと遊びたかったからなんですがどうしても行きたいところがありまして。それがこちら。
松華堂さんです。フォロワーM氏が家に泊まりに来た時に持って来てくれた菓子折りがここのお菓子でめちゃくちゃ美味しくてですね、カステラがあると聞きまして、カステラ大好き絶対食べに行く！と言って食べに行ったのがこちら。
はちみつレモンのかき氷！(？？？)
美味しかったです。私は最後にレモンを絞り過ぎてすごくすっぱいかき氷になりました。面白いのが全員これ頼んでた所。三人で必死にレモン絞りました。夏はやっぱりはちみつレモンが美味しいですね。カステラはお土産に買って帰りました。あとラスク。
美味しかったです……。
松華堂さんの一階はおせんべい屋さんでした。「食べる？」って聞かれて「食べる！」って即答して食べましたがでかい。
顔くらいあるおせんべい、半分くらい食べて持ち帰りました。
そしてまだ食べてます
名前忘れちゃったんですがお豆腐の笹かまだそうです。ふわふわで美味しかった！
食べてばっかりですが行ったのは松島です。とても綺麗でした。大きなお船に乗りました。
スタッフさんに勧められて乗った船だったのですが、快適でしたね～二階に乗っていて、たまに外に出たりして(風が凄かった)。
めっちゃ浴衣捲れてる。怖かったのでイヤリング外しました。
いろんな島がありました～どいつもこいつも可愛らしい。あとよくあったのがこれ。
フォロワー「やしろあずき」
どうやら目印か何かのようですね……？私には生贄にしか見えませんでした。
ちなみに船の中で食べてたパン
美味しかったです。
ところで今回の旅行、私の「浴衣で遊びたい」という我儘でフォロワー氏二人とも浴衣遊びに付き合ってくれました。一個前の記事で書いた浴衣と、あと叔母が持ってたやつをくれたのでその三つと帯をスーツケースに入れて行きました。こんな感じ。
B氏。猫の浴衣です。B氏は猫飼いなので。猫の話はあとで。
M氏。蛍の浴衣です。顔隠してるからわからないのですがグラサン装備だったのでかっこよかったです。つよい。
私。クジラの帯がお気に入りです。ベルトつけるとおしゃれ！
ガラス美術館(名前あってるかな)で撮って頂いた写真。浴衣褒めて頂きました～ありがとうございます！
円通院？のお庭にも行きました。素敵なお庭でした。
緑があると涼しくて静かでした。松島よいところだ～。
さて松島を堪能した後はB氏の家へ戻りました。
B氏の家にはお猫様がいらっしゃいます。C様とします。
かわいい。しかし狂暴です。かわいいから許される。
だっこしたりちゅーるあげたりおやつあげたりしました、ありがとうC様、今後ともよろしくおねがいします。
抱っこさせて頂きました。嫌そう。
夜は酒盛りです。
私とB氏はペースが速いのですがM氏が正常なのでどんどん缶を置かれては(一つのチューハイを三人で分けて飲んでいた)「周回遅れだ」と言っていました、B氏が酔っぱらってて面白かったです。
これは酔って猫を持って私に突進して来たB氏とそれを連写してたら倒れ込んだ私(M氏撮影)。
いやーフォロワーと飲む酒は美味しいですね！また酒盛りしようね！
完全に余談なのですがずっとアニメ「鬼滅の刃」を流されていました。なんとなく履修しました。私は多分ねずこちゃんとぜんいつくん(字がわからない)が好き。はまらないからね、沼じゃないからね、そんな事を思いつつ昨日の最新話は自宅のテレビで見てました。沼じゃないから。
2日目はずっとB氏の家で遊んでました。
「蒼穹のファフナー」のかるた
三回やりました。聞いて欲しいのはその三回目、私が読み手になったんですが、下の句だけとか酷いと何話の誰とかしか言わなかったのに取るわ読み札の文章言うわで、正直怖かったです。そもそも蒼穹のファフナーを勧めたのは私なんですけど、まさかこんな事になるとは、布教する時は覚悟をしなくてはならないですね……。
推し人生ゲーム
B氏は「蒼穹のファフナー」より皆城総士、M氏は「鬼滅の刃」より我妻善逸(ググりました)、私は「TRUMPシリーズ」よりアンジェリコ・フラの人生を背負いました。私だけなんか違うけど気にしないでください。今ズブズブの舞台です。どうぞよろしく。
皆城総士はアイドルとして活躍したり、我妻善逸は家を失ったり地震を起こしたり、アンジェリコ様はよく子どもが出来たり借金を背負ったりしました。私が一着でしたが最下位でした。
あとラーメン食べに行きました。美味しかった。
私が食べ終わるの一等賞だったんでM氏とB氏が一等賞記念にラーメン食べてる推し描いてくれました！ヤッタネ！
その後はB氏の家で大概寝てました……実は旅行前5連勤で……そしてバスで……さらには松島ではしゃぎ倒して酒盛りしてたので……。起きたら六時過ぎててびっくりしました。
そしてM氏と別れて私はB氏とバスの時間まで仙台駅にいました。夕飯は仙台づくしの仙台膳。
食べてる最中ずっと「TRUMPシリーズ」の布教をしていたのですが「沼が多いね」と言われました。あなた絶対好きだからよろしくね。彼女に布教すると周囲に広まるのが早い事を「蒼穹のファフナー」を布教した時に知ったのでとても期待を寄せています。絶対に沈める。
ちなみにもう円盤見せる順番も決めました、「TRUMP」→「リリウム」→「マリーゴールド」→「COCOON 月の翳り」→「グランギニョル」→「COCOON 星ひとつ」→「スペクター」を予定しています。私は月の翳り→グランギニョル悲鳴と星ひとつ→スペクターの悲鳴が聞きたい。
もといそんなこんなで時間は過ぎてとうとうバスの時間になりまして、私は仙台を後に再びバスに乗り込み、翌朝地元について「首がやばい」と呟いたのでした。その翌日から4連勤を過ごしたりしましたが、8月、大変でしたが、この旅行のおかげでとても楽しかったです。9月は予定が多いので始まったばかりですがとても楽しみです。良い月になりますように！
※写真は私が撮ったものとB氏とM氏が撮ったものなどです、掲載許可は得ています。
着物道楽のはなし
お久しぶりです。随分放置している間にこのブログ合計の閲覧数が1,000越えたみたいで、何故に？と思ってたらどうも山姥切長義くんのはなしのやつが読まれてるみたいですね、あれを？マジですか？という心境です。あんまりうのみにしないでくださいね……。ちなみに山姥切長義くんは先日の復刻で無事に捕獲しました。いらっしゃいちょぎくん！
そして久しぶりの記事は着物道楽のはなしです。
着物道楽、そもそも着物は着る(着せてもらう)のと見るのが好きだったんですが、一年程日本料理屋さんで働いていたらうっかり着れるようになってしまったので道楽が始まりました。いやほんともう道楽としか言いようがないですね、でも楽しいのでオッケーです。
私の着物道楽を本格化したのがこの子。
DOUBLE MAISONというところで買ったレースの着物です。
着るとこんな感じ
裾もレースではちゃめちゃにかわいいです。余談ですがこれを買ってからの私はレースのとりこでクローゼットがレースレースレース。レース大好き。ちなみにこれ舞台「COCOON 月の翳り」を観に行った時に着てた格好なのですが、気合い入れて名古屋帯巻いて行ったら背もたれと自分の間に帯枕とかの隙間が出来て「やっべ」となりました。観劇は名古屋帯向かない、一つ学びました(想像してくれ)。帯の話はまた後で。
祖母や叔母が着物を持ってる人たちなので借り(パク)してる着物。
これも名古屋帯巻いてるな。青いし可愛いしで気に入って借りっぱなしです。他にも借りっぱなしの着物があるんですがちょっと引きずり出すには難しい場所に仕舞ってしまっていたので取り出すのは断念しました、白い生地にピンクの花が咲いてる着物とか、グレーにオレンジの花が散ってる着物とか、色々借り(パク)てます。これはお出かけする時に着たきりだけど、あの時はまだこの名古屋帯は届いてなかった気がするのでおそらく名古屋帯が来てテンションが上がって撮った写真だと思われます。
多くは語りませんが歌仙です。
だって推しの着物とかもう一生出ないもん。仕方ない。可愛いし問題ないです。
これは私にはちょっと大きいのですが着方をちょっと色々考えてる所です。何しろ刀ステ慈伝はライビュ組なので普通に着ちゃうと気合入りすぎかなとか、別の舞台にも着て行きたいな～とか考えてるので。現状こんな感じ。
部屋が汚い！鏡だけ見てください。中にシャツ着て黒スカート履いて飾りの大きなベルトを巻いて、ちょっと袴っぽく？ツイッターで回って来た画像を参考にしたのですがどっか行っちゃった……。中のシャツはアクシーズでスカートは母のクローゼットから強奪して来ました。アクシーズ、最後に頼りになるのはお前だ、と思いました。襟が丸くてフリルなシャツを探してたんですよ……嬉しい……。ベルトもアクシーズです。セール品。ヤッタネ！着物道楽にはとにかくお金がかかるのです。
浴衣のはなし。
楽天で下駄と帯とセットで五千円くらいで買った浴衣。百合がかわいいな～と思って、つい、つい。浴衣は部屋着と化してるのでまあいくらあってもいいのです。大丈夫。
京都きもの友禅の展覧会みたいなのに行ったら作ってくれた(お仕立て代は払った)浴衣。どうやら夏着物として着てもいいらしいです。とりあえず洗濯機で洗ったらだめなのかなという認識でいます。猫ちゃんかわいいね。あんまり持ってない系統の柄なので慎重に着て行きたいと思います。
Tokyo135°で買った古着の浴衣。家族にはおじいちゃんと不評ですが紺ストライプに弱いのでこれもいいのです。私の部屋着です。遠慮なく着てます。
帯のはなし！
半幅帯色々。
くじら！さっき届きました。これが届いたらこの記事書こう～と思ってて。今年の夏はこの子と過ごしたいです。
レース。レースの着物着る時とかに巻いてます。ひじょうにかわいい。すき。
牡丹。これはふりふで買いました。
もっぱら歌仙の着物と合わせてます。というか合わせるために買いました。刀ステに巻いて行こうと思って……まあ全落ちしたんですけど……。いやいいんです、可愛い帯ですよね、裏が骸骨のダンスという。ふりふは今冬に買いたいな～と思ってる着物と帯があるので頑張ってお金貯めます。
リボン。メルカリで買った気がする。部屋着のタッグはこの子と紺ストライプおじいちゃんです。
何度か出て来た名古屋帯。これは京都きもの友禅で買いましたというか……買ってしまった……名古屋帯ですよ……。でもめっちゃ可愛くないですか、そもそもは古典柄が好きなので巻いてるとテンション上がります。私が持ってる着物には割となんにでも合う帯。
小物の話も少しだけ。
帯留め！例によって例の如く刀ステのために集めた歌仙コーデの一部です。蝶の帯留め欲しかった。どこかに付けて行ってあげたいです……。
帯締め。丸いのが動く。これだけで可愛くなるのでお気に入りです。
帯揚げ。色んな色使えるしかっこいい。
羽織のはなし。
……借りパクです！ごめんね！かわいい！着た事ないやつです。早く寒くならないかな～最近暑すぎて死にそうです。
レースの羽織！綺麗！これはメルカリで買った。メルカリ結構使ってるな……。
あと振袖のはなし！
振袖買って貰ったので妹もこれ着る予定です。いやもうはちゃめちゃに可愛い、好き、沢山着たいけど着る機会が無い。この写真は父の還暦を祝うために二十歳をとうに過ぎてから着ました。結婚してないのとか言わないで。京都きもの友禅さんで買ったのでその頃からのお付き合いなのですが毎度敷居が高くて行く度にびくびくしてます。ごめんなさいお金無いんで買えないですすみません。
基本的に靴を脱ぐ着物屋さんは怖いと思うビギナーです……。振袖を選んでる時の思い出、あれでもないこれでもないと言っていたら緑色の綺麗な振袖を持って来て下さってイメージぴったりでこれがいい！って思ったら凄いひとが作った凄い値段のする振袖で目玉が飛び出ました。でもあれ可愛かったな……。古典柄が良くて～って担当になってくださった方と選び抜いた振袖です。
だいたいそんな感じです！お着物楽しいけどいろんなオタクと兼業するには道楽が過ぎて財布が常に死んでます。スッカラカン！しかし楽しいのでオッケーです。推しに全力が今年の目標なので、着物にも全力の姿勢で楽しんでいきたい所存です。
舞台「COCOON」のはなし
※ネタバレ注意です
COCOON観て来ました、「月の翳り」は劇場で、「星ひとつ」はライビュで。なんというか、楽園……となりました……。
TRUMPシリーズはにわかもいいところで、というのも安西慎太郎のオタクをしていまして、その安西さんが出演する舞台という事で出会ったんですね。つい最近の話です。はじめての繭期でTRUMPの配信を見てドボンです。仕事とかの関係でTRUMPしか満足に見れなかったのでDVDを集めたり借りたりして履修して、はい、リリウムが好きです。あとグランギニョル。永遠に聞いてられる共同幻想ユートピア。今はグランギニョル見ながらこの記事書いてます。ちなみにCOCOONのパンフを抱いてます。パンフ、封印を解いた瞬間から叫んでました。なにこれ……すごい……。
だいたいTwitterでしてた話ですが、まずは「月の翳り」のはなし。
第一声はやっぱり「アンジェリコ」ですね。アンジェリコをひとりにしないで、くれて、ありがとう……。ジョルジュとモローのおかげでひとりぼっちではなくなったアンジェリコ。アンジェリコ、でも、彼の孤独を思うと切ないです。
そうアンジェリコが切ない。アンジェリコは世界でたったひとりきりになってしまった。たったひとりに選ばれなかった。選んで欲しかったひとがいたのに。選べと言われたあのシーン、アンジェリコ“は”本当にラファエロの親友だったんだな……と思いました。でもその親友というのはきっとアンジェリコだけの夢だったんだろうなとも思いました。アンジェリコはクランを出たら血盟議会に入って出世して血族を統べて、その隣には、対角線上にはきっとラファエロがいるって信じてたんでしょうね。ラファエロを信じて疑わなかったアンジェリコ。だけどラファエロにはウルがいたから選んでもらえなかった。切ない。切なさの極みはやはりラストでした、冗談だよって、あの時アンジェリコは貴族の誇りよりも親友を取ったのに、あのおびただしいほどの血を流す程の悲しみをラファエロに刻まれた。報われないというか、本当、切ないなあと思います……。
ひたすらアンジェリコの話をしてしまうのですがディエゴが本当の子どもじゃないんだと言うシーンどきっとしました。アンジェリコが僕もだよって言わなくて本当に良かった。ゲルハルトさんはきちんとアンジェリコの事をアンジェリコに隠し通したんだなあと、それが何よりの愛情だったんだろうなあと……。
それとアンジェリコ、イニシアチブでは命じないって言ったシーンかっこよかったよ。勝てないけど、アンジェリコ強かった。強くて気高くて誇り高くて、貴い吸血種だった。
「月の翳り」は死にきれないというか、ただただ動揺していたのと美しさに固まっていました。演出が……好きで……舞台が真っ赤に染まったのがとても、美しかったです。
そしてあのTRUMPシリーズにあって星を名前に持つ「星ひとつ」。救いの話でした。
よくわかるTRUMPって感じでしたね、TRUMP一回しか見れてないのであんまりよくわかってないのですが(それこそ動揺してばかりだった)、成程！となるシーンが多々ありました。それ見た事ある！よくわかる！
で話がソフィーアンダーソンに移ります。TRUMPシリーズの推しはソフィーアンダーソンです。リリウムのファルスが好きすぎる。ソフィーアンダーソンに幸福な死を……。
ともあれソフィーアンダーソンの事が「月の翳り」「星ひとつ」でまた知る事が出来てすごく嬉しいです。これから三千年、三千年ですよ……ソフィーアンダーソン……死とウルを求めて三千年……。「永遠なんてくそくらえ」って、お前それ僕の前で言えるのかよってなりそうですね。闇。ウルを抱いて火から守ってから去っていったソフィーアンダーソンの事を思うと体がはちきれそうです。
でまたアンジェリコの話になるんですけど、以下ふせったーそのままコピペ
＞贔屓目に見て推しの演じるアンジェリコが最高だった話
私別にアンジェリコ好きじゃなかったんですよ、普通にお前は自業自得だろと思ってたと言うか今でもいやお前は何かしたよ…と思う それでも切ないと感じてしまった 何故なら私は月で夥しい血を降らせたアンジェリコを知っているから 繭期にあって自分を見失わずに誇り高くあったアンジェリコを知っているから アンジェリコは"貴族"だった 何故って親友を捨てられたから 君は僕でありなんて存在がいないから アンジェリコかわいそう…でも自業自得…好きになりきれないアンジェリコをしっかり演じてくれた推しに感謝 アンジェリコは別に好きじゃない TRUMPの推しは相変わらずソフィーアンダーソン でも彼の言葉は切なかった まだ夢を諦めてなかったんだって引き千切れそうだった あんなに血を流したのに まだ まだ まだ かわいそうなアンジェリコ
まあよくよく考えてみると私随分アンジェリコ好きになってしまってるんですけどね。あとこれはパンフのネタバレなんですけどアンジェリコが潔癖気味っていうのは多分ゲルハルトさん譲りなんでしょうね、まあ血は繋がってないんですけどね。そして血の繋がってる弟の事殺してるんですけどね。闇。ていうかダリちゃん。強く生きて。きっとウルを守ってくれたソフィーの事を守ってくれるんじゃないかなって期待してしまいます……。
「COCOON」、絶望じゃなかったですね。地獄なんかじゃなかった。痛ましかったけれど、切なかったけれど、でもあそこは地の果てなんかじゃなかった。辛かったけど引き裂かれはしなかった。いっそ殺してほしかった。心臓を一突きにしてほしいって、最近そんな事ばかりです、具体的には蒼穹のファフナーTHE BEYOND。いやそれは別の話です。「COCOON」は私にとって痛みの話ではあったけれど苦しみの話では無くて、ファフナー的に言えば祝福がきちんとあった舞台でした。
TRUMPシリーズに出会えて、「COCOON」の目撃者になれて良かったです。それではグランギニョルが良い感じになって来たのでこの辺りで失礼したいと思います。すきなものがまた増えて毎日楽しいです。
アイドルにさよならをしたはなし
担降りとかではなく、個人的に、生の嵐さんとさよならをして来たという話です。
あの日、私は職場のロッカールームでその報せを知りました。あと数分で出勤という頃でした。なにもかも一度忘れて、とにかく笑顔をお客様にも同僚の方にも向けて、ニコニコ働きました。迎えに来てくれた母の車の中でぼろぼろと泣きました。
嵐さんを認識した当時、私は不眠症で不登校の中学生でした。夜がとにかく長くて、日中は起きてなくてはいけないのに眠くて、とにかく人の声がうるさくて仕方なくて、部屋に引きこもっていました。
そんな頃、家族が嵐さんを好きになり、家に嵐さんの声がするようになりました。ジャニーズにあまり興味のなかった私は聞き流していましたが、なんだかんだ嵐さんを見るようになり、とうとう「Crazy Moon～キミ・ハ・ムテキ～」の、なんの番組だったか覚えてませんが、二宮さんの視線の流し方に落ちました。そこから、私の嵐さんが本格的に息をし始めました。
長い夜を嵐さんと過ごすようになりました。嵐さんに触れていれば、長い夜もなんとか過ごす事ができました。すきなものができました。私は救われたと思いました。深夜不安になっても電話をしたって当然誰にも出てもらえなくて、一人で泣いてばかりだった夜が、明るい声がするようになりました。高校を卒業する頃にはなんとか不眠症とも折り合いがついて、すきなことをするために遠方の大学に進学する事も出来ました。
その頃、私は挫折という物を知りました。これまで人より優れていると思っていた事が全くそんな事は無く、人並みでしかなく、つまり私には取り柄という物がひとつもなくなりました。すきなことがきらいになって、熱中していたものを失って、私はうまく笑う事も、声を出す事も下手になりました。
母が送ってくれたのは嵐さんのDVDでした。コンサートのDVDと、嵐さんの歌番組を録画したもののDVD。それにはバラエティも入っていました。私は部屋で布団をかぶりながらそれを見て、ようやく泣いて笑いました。
辛い時、人生をやめたくなった時、いつも嵐さんがいてくれました。嵐さんはずっといてくれました。私は勝手に、嵐さんだけは大丈夫なんだと思い込んでました。そんな事はありませんでした。今日、私は嵐さんにさよならをして来ました。
コンサートは去年も行っていたのですが、席が全く違ったので全然違って見えました。何より私の心持ちが違いました。私はこれで最後になるかもしれない。始まった瞬間、嵐さんを見た瞬間には泣き出していました。前半ずっと泣いて、中盤ようやく泣き止んで、かと思ったら二宮さんが目の前に来てまた泣いて、後半もずっと泣いていて、ああ私が嵐さんで泣くのはこれで最後なんだろうなと思いました。
嵐さんの事がだいすきです。だからずっとそこにいてほしかった。スポットライトの下にいてほしかった。嵐を何より愛している二宮さんがだいすきです。私は嵐さんにさよならなんてしたくなかった。休止なんて嘘だって言ってほしかった。それが本心です。でも嵐さんは遠くない未来おやすみを迎えます。誠実に私たちに伝えてくれたおやすみです。
私がこの先辛くなった時、人生をやめたくなった時、もう嵐さんがいないのだと思うと不安で仕方なかった。だけど今は、多分今日だけは、大丈夫だって思います。私は幸せにして貰った。笑顔を作って貰った。だいすきな二宮さんの表情が、ステージで伸ばされた手が見えた。この思い出があれば大丈夫。私は嵐さんの思い出に救って貰える。きちんと、生きて行こうと思います。あなたたちが、五人並んでいる姿がだいすきでした。ありがとうございました。
長い夜も、挫けた日も、ちゃんと救ってくれた嵐さん。嵐さんの未来が、最善である事を願っています。
さよなら嵐さん。私の一等星。どうかいつまでも、散り散りになったとしても、そこで輝いていてください。
3月が楽しかったはなし
お久しぶりです。前回の長義くんのはなし
これ、71日前の記事だそうです。放置。あれから長義くんの事も色々知れて、いつか加筆修正してまたレポート書きたいなと思ってます。この頃私はとくびぐみに後藤くんがいる事を知らない……。
さて何をしていたかといいますと、仕事をしたり、仕事を辞めたり、原稿をしたり、タイトルの通り楽しい3月を過ごしたりしていました。仕事はまた始めました。早く寝ないといけないのにブログ書いてます。
楽しかった3月のはなしです。
・Kステ
ついにKステを観劇してきました。ヤッタネ！しかもKの親と行ってきました。最近の趣味が着物なので雨だったにも関わらず着物着て行ってきました～それも楽しかった。
Kステ、まず「びゅんびゅん」してて面白かったです。あと伏見くんのクソガキ感！きど伏見くんちょーかわいいですね、本当に、幼稚園児の母親並みにうちの子(違う)かわいいでしょ～！となりました。笑える感じに面白かったのは茶碗持って出てくる室長のシーン。個人的に爆ウケです。かわいそうに茶碗を託される伏見くんの可愛さと言ったら。あとスクナちょうスクナでした。
キャス変にさんざん泣いてたのですが観てみたらみんな“すき”でもうKステどうもありがとう、続編待ってます。楽しみにしてます。円盤出たら買います。そもそもがKロスの身だったので実に三か月ぶりのKを浴びれて良かったです。私はKだったと思い出しました。
・ブリデ
単独公演でした！これも着物着て行った……。そうしたらお着物たくさんの方に褒めて頂きました。ヤッタネ！着物はどっちもこんなかんじのを着方を変えて着ました
仲良しのフォロワーをナンパして一緒に出て貰ったのですがほんっとうに楽しかったです、ちなみに一日いろんなフォロワーと刀ステの話をしていました。お前なんのイベントに出てたの？※3月17日だった
本の表紙を別ジャンルのフォロワーに描いて貰ったり、自宅印刷のコピ本がゴリゴリにシアンを削って二回くらい買い足しに出かけたり、アフターの居酒屋にスマホを忘れたり、どうでも良い事をたくさん憶えています。あとまんじゅうのきぐるみいっぱい買いました。
他にもカップケーキとかあめちゃんの着ぐるみとか、ぬい服も色々、勿論御本もたくさん！買いました！充実！！
・Phantom words
推しが出てる舞台観劇に行ってきました。千秋楽当てました。これはワンピースで観に行った。
最初見るまでは中国史に疎いのもあってまあ推しが拝めればいいかな～くらいの気持ちだったんですが最近ふとしたときに観たいなあと思うので円盤が出たら買います。もう行く舞台は劇場で予約する事にしたいです。どうせ買うんだから。
途中インド映画かな？って思って笑いそうになったりもしたんですが「楽しい！」ってなりました。あと推しが剣落として「オーマイゴッ！」って言った回だったので私持ってる～ってなりました。どうでもいいんですが主演の花村さんがどことなくking&princeの岸くんに似てるなと思い勝手に親近感を抱いたジャニオタです。
・舞台「RE:VOLVER」DVDが届く
毎日見てます。ボルステ、私のブログでは一番読まれてる記事なんですけど、また頭おかしくしてます。妹は壬浦が好きみたいです。私は阿羅来さんがすき。霞宮が何なのかとかそういう妄想をよくしています。メディアミックスも続編も待ちたいのでそのうちBlu-rayも買おうかなとか考えてます……。
・歌仙の着物が届く
ついにやって来ました歌仙の着物です。推しの着物とかもう二度と出ないと思ったので手を出しました。実は私にはちょっと大きいのですがまあそんな事は気にならないくらいに推しを感じます。帯と帯留めを合わせて買いまして、牡丹の帯に蝶の帯留めです。歌仙コーデ。今上手く着れるよう練習中です。洗える着物なので気軽に家で気分上げたい時とか機嫌がいい時とかに着てます。私のハッピー着物道楽ライフを支える一枚です。
・推し返礼祭
最後の最後仕事で走れなくて無念だったんですが駆け抜けました。ありがとうあんさんぶるスターズ、ありがとうKnights、愛してるよ月永。
もう考察とか何にもしません、できません、まだ消化するのもせいいっぱいです。とりあえず感想文のような小説は支部に上げたのでご興味がある方は読んで頂ければ。
推しカプ、フィレンツェでいちゃついてるようで何よりです。どこまでも羽ばたいて。Knights万歳。
とりあえず憶えてるのはこんな感じです～なんかまだあった気もします、3月は本当に楽しい事が多かったです。4月はどうかな、チケットの当落が多すぎてゼエハアしてます。今のところ新しい仕事が始まったので大体それと、あとは舞台「COCOON」の抽選が全部落ちて一般でもぎ取ったくらいですかね。ライビュも観に行きたいです。そして刀ステの当落が明日から始まる。私の戦いの日々は続く……その先に楽しい日々があると信じてます。
それではこの辺りで。楽しい事たくさんありますように。
